ダイバーシティに必要なマインドフルネス

※ダイバーシティとは・・・日本語で「多様性」という意味です。企業におけるダイバーシティとは性別や年齢、国籍、文化、価値観など、様々なバックグラウンドをもつ人材を活用することで新たな価値を創造・提供する成長戦略。

近年はグローバル化や顧客ニーズの多様化といった市場変化に対応するため、ダイバーシティ経営に取り組む企業が増えているという事ですが、このダイバーシティ経営で成果をあげるためにはマインドフルネスが欠かせないのではないかと思います。

この業界に入ったばかりのおまえに何がわかる?女が口をはさむな!年下のくせに!外人のおまえにはわからないだろう!などなど、極端な例になりますがこのようなセルフトーク(マインドトーク)を口に出さなくとも、頭の中でよぎるタイミングがあるのではないかと思います。こんな思いに囚われてしまった時点で、相手の話はまったく耳に入らずその時の話し合いは意味をなさなくなるのではないでしょうか。

ダイバーシティ経営で成果をだすために、まずは一緒に働く同僚の性別、年齢、国籍、文化に囚われることなく、相手の意見をいかに素直に聞くことができ、受け入れて理解することができるのかという、まさにマインドフルネスの能力が聞き手に求められてきます。

マインドフルネス瞑想を日々することで、コミュニケーション能力は飛躍的に向上します。話を聞くという事に限っていうと、マインドフルネス瞑想をすることによって相手の話を集中して聞くことが出来るようになります。集中して聞くというのは、その話を聞くことで浮かんでくるセルフトークに囚われることなく、話を途中で遮ることなく、話している相手のその時の心情も理解し、話した内容すべてを受け入れることです。それらの事が出来て、初めて相手の話を踏まえた上で建設的な意見が出来るのではないでしょうか。

ダイバーシティを取り入れるための土壌づくりのために、まずはマインドフルネスを取り入れることがダイバーシティー経営を発展させるための必要条件であると私は思います。

関連記事

  1. マインドフル・コミュニケーション 声やしぐさから伝わること

  2. 呼吸の瞑想

  3. 抽象度を上げるマインドフルネス

  4. 集中力を奪うスマホ 集中力を高めるマインドフルネス

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。